インビザラインとは?透明マウスピース矯正の特徴や他の矯正装置との違い

無色透明のマウスピースを段階的に交換する「インビザライン」

インビザラインはマウスピース型の矯正治療で、他のマウスピース矯正ブランドに比べると適応範囲の広さがメリット。歯並びの状態が軽度~中度まで対応可能なほか、種類が豊富で子供から大人まで矯正治療ができます。

1~2週間ごとにマウスピースを交換し、段階的に歯を動かして歯列矯正を行い、治療期間は全体矯正で1~3年程度、前歯だけの部分矯正で2ヶ月~1年程度が平均です。インビザラインは矯正力が高いため、理想とする歯並びの実現も期待できます。

ワイヤー矯正とは何が違う?インビザラインの特徴

インビザラインは装置の目立たなさが最大の特長で、透明のマウスピースのため装着すると歯の色と馴染み、近くで口元を見られても矯正治療中であることがバレにくいです。また、自分で取り外しができる点もメリットで、食事や歯磨きは普段と変わらない生活ができます。

一方で、ワイヤー矯正は歯に矯正装置を固定するため、基本的に治療が終わるまで装置の取り外しができません。そのため、食事や歯磨きがしにくく、むし歯や歯周病などかかりやすいと言われています。

インビザライン治療は軽度~中度の症例で自己管理ができる人におすすめ

インビザラインは叢生や出っ歯、受け口でも軽度~中程度の症例に適応できます。計画通りに歯を動かすには、歯科医師の指示に従ってマウスピースを交換し、1日20時間以上の装着時間を守らなければいけません。装着時間を守らないと計画通りに歯を動かすことができないため、治療が延長してしまう原因になります。

このようなことから、インビザラインは自己管理がしっかりできる方におすすめです。逆に、自己管理が苦手な方はワイヤー矯正の方が手間がなく、向いている矯正治療と言えるでしょう。

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